石を投げる 2019.1.29

昨年秋の台風では私の住む二俣尾でもさまざまな被害を受けました。ある朝歩いていたら、古い物置の屋根を修理している近所の方が屋根の上から私に呼び掛けたのです。

「下にあるクギの袋を投げてくれますか」

お安い御用です!

と投げたところ、角度が狂い、クギ袋は別の屋根の上に着地。小さなお手伝いのつもりが、大きな迷惑になってしまった・・・。

何かを遠くに投げる、というのを長い間やっていないため、投げられなくなっていたのです。とても情けない。

そうだ、投げる練習をしよう!

犬と一緒に散歩に行く多摩川の河原で、練習を始めました。

小石を拾い、川に向かって大きく投げる。体はすぐにぽかぽかになります。右で投げたら、必ず左でも投げる。利き腕でない方はへたくそで、自分の体につながった腕がやっていることとは思えません。水面を滑らすように投げる。高く遠く投げる。対岸の樹上からふわりとアオサギが飛び立ちました。

そんなことを繰り返しているうち「石がある」からこそ自分の体の動きがいいか悪いか、分かることに気が付きました。石を通して自分を知ることができる。

そんなことを考えながら、石投げの練習は続いています。力まないで、でも素直な力がこもった投げ方ができるとうれしいのです。