3月10日、みんなで掘ったカエル池にヤマアカガエルの卵を確認しました。一腹のみですが、この谷戸のカエルが絶滅していなかった、と思うとうれしいです。
写真は別の場所で見つけたニホンアカガエルの卵。ヤマアカガエルの卵はこれによく似てはいますが、手で持ち上げようとすると、モロモロと落ちてしまいます。
トウキョウサンショウウオの卵のうも18見つかりました。めでたし。
池のそばには真っ白い鳥の糞が落ちていました。猛禽類(フクロウか?)の糞です。夜中、木の枝にとまり、産卵に来るカエルを狙っているのでしょう。水辺が復活して、またここに生態系の輪が広がっていくひとつの徴(しるし)です。
以前「交尾するカエルをヘビが狙っている」と書きましたが、友達が言うにはカエルの場合は「交尾ではない。抱接(ほうせつ)と言う」のだそうです。ちょっと雰囲気のある言葉だな、と思いました。