空は晴れ渡り絶好の山日和。産卵調査のためカエル池を3箇所まわりました。
まず始めは、昨年みんなで掘ったカエル池。ふくらむ期待。しかし残念ながら、まだ1つも卵は見つからなかった。田んぼが耕作されていたころこの谷戸はカエルがいっぱいいたはず。しかし水場がなくなり、カエルも絶えてしまったのでしょうか? 「優良物件の池なのに」とお客の動向が読めない不動産屋さんのような気持ち。
次は永山。ここは市内より気温が低く、池は凍っていました。しかしヤマアカガエルのものと思われる卵の塊が、ざっと数えただけでも100以上産み付けられていました。壮観です。
最後は木野下の溜池。あった、あった。50くらいの卵塊が岸に近い浅いところに産み付けられています。メスを待ち受けるアカガエルも見つけた。しかし、奇妙なものも発見。それは頭を食いちぎられたメス2匹の死骸です。青梅の里山に増えつつある外来種アライグマの仕業であろうか・・・? さらにこの池、だれかが放したのでしょう、金魚がいっぱい泳いでいるではありませんか。せっかく生まれたオタマジャクシが金魚に食べられてしまう。人間が持ち込んだ生き物が里山の生態系を壊してしまうのです。
里山の食物連鎖の底辺を支えるカエルの生態を通して、いろいろな角度から自然を眺めるようになりました。カエルが大好きな友人のおかげです。
彼のHP「びっきい と やまどじょう」をご紹介します。
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そして最近ヘビが大好きだという友人もできました。そのバイカダさんのHPもどうぞご覧下さい。
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