3月28日(金)  私たちのウンコの行方

下水処理にはたくさんのプロセスが必要

処理された水には魚も棲める

ごみ処理にも関心がありますが、ごみを焼くより下水の汚泥(おでい)を焼くのに、もっとたくさんの重油を使っているということに気付き、「CO2削減の方法はないだろうか」と考える立川市議の大沢ゆたかさんと一緒に立川市錦町の下水処理場を見学に行きました。バイオエネルギーへの転換に取り組む2人の方も参加。
たくさんの過程を経て、明るい茶色の粘土状になっていく汚泥。うーーむ。これを肥料にできないものか??
残念ながらカドミウムがかなり含まれているので、「できない」のだそうです。水分の多い汚泥に木くずから作ったペレットを投入し、焼却温度を重油に頼らず維持することを大沢さんは一生懸命考えていました。
青梅市民の下水を処理している多摩川上流水再生センターでは、そういう取り組みがガス炉で始まるとのこと。
立川処理場のエンジニアの方たちの仕事ぶりにふれて、子供の頃、船員だった父にタンカーの機関室を見せてもらった時のことを思い出しました。