市民ホール 市の姿勢に変化か 2019.3月15日

朗報です!

市民大ホールについて、青梅市は今までの姿勢を大きく変えようとしています。
市民の文化活動や文化による町づくりがいかに大切か、をようやく認識し始めたのではないか、と思います。

昨日の夕方開かれた市議会特別委員会で、「しっかりした劇場機能を持つ大ホールを」という市民の陳情3件が取り上げられました。結論は「趣旨採択」。

趣旨採択というのは、あなた方のご意見はもっともであると認めます、というものです。

市も特別委員会も、茅野市の市民館を視察して「市民意見を聞くことの重要性」にようやく立ち返った様子です。

茅野市民館は、平土間でありながら空気を利用してひな壇を自由に構成できる劇場です。音響・照明設備もすぐれています。市民と市が5部会に分かれて80回もの検討を重ねて作った施設で、しっかりした考えを持ち地域に根差した活動を進めるディレクターが中心になり、運営されているとのことです。

視察した委員たちは大きな感銘を受けた様子でした。市も「茅野市民館は文化芸術にふさわしいホール。そして人材もそれを支えるにふさわしい」と認めています。

これまで超スピードでケミコン跡地に作る公共施設の計画を作り上げようとしてきた青梅市ですが、計画づくりにもっと時間をかける方向へ変わることを期待しています。